ソマミチツアー 続

2016.05.31

みなさん、こんにちは。ふじさわです。

今回は、前投稿に引き続き、ソマミチツアーについてご報告。

信濃毎日新聞に取り上げていただいております。

記事は、こちら

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当日は、私も参加させて頂きましたが、山仕事創造舎/香山代表の解説により、カラマツが信州で多くみられる歴史的経緯がよく理解できました。

「カラマツはもともとは高山性の植物」「八ヶ岳山麓などの厳しい環境で生きてきたが、人間たちが標高の低い、より条件の良い場所で植栽したところ、著しい成長が見られた」「それにより、植栽が広がり、丸太のままだとすごく丈夫で使えるため建築用構造材、地固めの為の杭や、電柱としての用途を目的に昭和30年ごろにどんどん植えられた(信州の川上村はカラマツの苗木の一大生産地として栄えた)」「しかしながら、時代が進むにつれ電信柱や構造材は、木材からコンクリート等に取って代わられ、半世紀前の人々が想定していた用途での活用は広がらず、現在に至る」「スギ・ヒノキが7~800年の歴史がある一方、植栽が始まり、林業的なかかわりが持たれてから、100数十年と歴史は浅い。」「カラマツと人間との付き合いはこれから。もともと厳しい環境で育ってきたので、温暖な気候では成長も早く、枝が出やすい生命力のある木。伸びて一定の太さがあれば、災害に強い木」「カラマツの造林も復活しつつあり、スギ・ヒノキとは違った特性を活かせば、カラマツならではの使い方、かかわり方が今後広げられるのでは」とのことでした。

前の投稿で文才・ナカノ氏も、書いておりますが、当方でも心に残った香山さんの言葉をメモ的に書き起こしてみました。(こぼれ話ですが、一方でアカマツはもともと松本に生息していた木のようです。同じマツでも辿ってきた歴史や、性質は全然違うのが、面白いですね。それにしても香山さんお詳しい・・・・・・)

今後もソマミチツアーは続いていきますので、リポートお楽しみに。

最後に『ソマミチニュース』もつけておきますので、

良かったらご参照くださいませー!!

160529 ソマミチニュース

畑を耕し始めた ふじさわ

 

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