こんにちは。ゴォールデンウイィーク★いかがお過ごしですか。
私は仕事しています。小山です。
先週の土曜日、『馬耕体験プロジェクト』というイベントにやなりん選抜メンバー&ヤマトで参戦してまいりました。

このイベントは今回で第六回目とのことですが、柳沢林業とヤマトは初参加になります。

前日までの天気予報を裏切り、当日はいい天気に。
『馬耕』とは読んで字のごとし、馬で畑を耕す技術のことです。
今では機械でだだだーとできてしまう作業も、昔は人の手か、牛や馬などの力を借りて行われていたんですね。
いつもは木を引っ張っているヤマトですが、今回は初めての馬耕に挑戦です。
と、その前に。
今回のイベントでは馬耕体験の他に乗馬体験もあるとのことで、やなりんでは前日に、選抜メンバーによる引馬の練習をみっちり行い当日に臨みました。
前日の引馬練習ではヤマトが相手だったのですが,本番はハジメマシテの馬さん達を引くことになります。
ヤマトはばんえい競馬で走っていたお馬さんなので、大変大きい。
一方馬耕イベントで子供たちを乗せる為に用意される馬はポニーだとのこと。ヤマトに比べれば、大人と赤子ほどの体格差。
舐めていたわけではないですが、まあ大丈夫だろうと思っていました。
が
当日、乗馬体験準備の為ポニーに鞍を付けている時からすでになんか雲行きが怪しい。
具体的に言うと、私がペアを組むことになった馬さんが、ブフブフ言いながら落ち着きなく動き回り、時々頭突きをくらわしてくるのです。なんでさ!
前日の練習では、「馬のペースではなく人間のペースに合わさせる。会場入りしたら実際に引いて歩いて関係性をつくっておく。その時間の間に言うことを聞くようにしておくこと」的な事を言われていたのですが、こんなのっけから機嫌悪い子どうしたらいいの!?
原因はわかりませんが、とりあえず機嫌が悪い。
でもまぁ、噛みついたり蹴ってきたりするわけではなかったので、なんとかいけるのではないかということで、ご機嫌をとりながら乗馬体験の会場となる田んぼにスタンバイします。
因みに私が組むことになった馬さんは、白と茶の牛柄ちゃんです。勝手に「ウシ子」と命名。
ウシ子と共に会場にのりこむと、そこにはすでに長蛇の列が。乗馬体験を楽しみに来てくれた子どもたちです。
ウシ子よ。こんなにたくさんの子供たちがユーに乗るのを楽しみにきてるんやで。何が気に食わんのかしらんが、がんばってくりや。
開会のあいさつが行われてる間、じっとしている事ができずにウロウロ動き回るウシ子。
ムシャクシャしてるなら、好き勝手させ過ぎるのもよくないけど、ある程度は動いて解消させてあげた方がいい気がしました。
行き過ぎない程度に好きにさせてやる。でも行きすぎたらキッパリダメだと伝える。
ウシ子は私に向かって連続で頭突きをかましてきましたが、ポニーごときの頭突きにひるむ私ではありません。
気分は闘牛士です。あ、煽っちゃいかんのか。
頭突きをいなすうち少し気が済んだのか、乗馬体験がはじまるころにはなんとか言うことを聞いてくれるていどには落ち着きました。ホっ。
沢山の子供たちを乗せては歩き、乗せては歩き。
ウシ子は結局最後まで付き合ってくれました。ありがとー!
乗馬体験は盛況に終わり、いよいよ馬耕体験へとうつります。
馬耕は馬の後ろに土を耕すための器具(鋤)をつけ、人が舵をとり、馬の動力で土を耕す技術です。

馬耕は初めてのヤマトさん。
はじめは勝手がつかめず、馬方のゴーサインがでると思いっきり前に出てしまい、後ろの人間は舵を取るのに一苦労。
やる気があるのはいいことなのですが、加減というものがあります。けれど馬にその加減を教えるというのはとてもむずかしい。
馬方は根気よく『ゆっくり』を繰り返し教えなければいけません。
それでもだんだんとわかってきたのか、最終的には子供が後ろで舵を握っていても大丈夫な様に引っ張ることができていました。

つかんだぜ。
馬搬でも『ゆっくり』が大事な場面はけっこうあります。今回はそういう意味でも人馬共にいい勉強になったと思いました。
次はどんな経験ができるのか楽しみです!

豚汁美味でした。

この日きた中で、個人的に一番かわいこちゃんだった馬さん。ポニーほしくなちゃった。
それではまた。
小山