
Story
01山と水from mountain

私たちは信州松本の木こりです。「木を伐ることは山を生かすこと」として、日々自然と向き合い続けてきました。すこし理解されにくいことですが、適度に木を伐り空間が開けば、多様な植物が混在する豊かな森林が育ちます。その保水力によって生み出される美しい水はすべての生物のいのちの源となります。
豊かな植生はそこに棲むものの多様性にも繋がります。山あいの田んぼに草取りに入れば、足元にはゲンゴロウが泳ぎ、傍らに野うさぎが跳ね、空にはトンビが飛び回ります。大地に根づく木々とそこに息づくものたち。その美しさに、私たちは山に生かされていると感じ、この循環を守り続けていきたいと強く願うのです。
大昔から先人たちがそうしてきたように、仕事の節目には「ヨキ」と呼ぶ斧を木に立てかけ、お神酒を奉げ祈ります。
私たちが愛し敬う山に奉げる酒、この美しさをあなたに伝える酒、そんな酒をつくりたいと思ったのです。
豊かな植生はそこに棲むものの多様性にも繋がります。山あいの田んぼに草取りに入れば、足元にはゲンゴロウが泳ぎ、傍らに野うさぎが跳ね、空にはトンビが飛び回ります。大地に根づく木々とそこに息づくものたち。その美しさに、私たちは山に生かされていると感じ、この循環を守り続けていきたいと強く願うのです。
大昔から先人たちがそうしてきたように、仕事の節目には「ヨキ」と呼ぶ斧を木に立てかけ、お神酒を奉げ祈ります。
私たちが愛し敬う山に奉げる酒、この美しさをあなたに伝える酒、そんな酒をつくりたいと思ったのです。

02馬と米farming rice

春と秋には、林業の現場でも活躍する大きな馬ヤマトと共に田んぼを耕します。これを「馬耕」といい、機械のない昔から続く土壌にやさしい方法です。人と馬が呼吸を合わせゆっくりと歩みを進め、柔らかで豊かな土をつくります。
ヤマトは若い時分に北海道のばんえい競馬で活躍していましたが、引退後に信州の里山にうつり住みました。かつて里山では馬を家族のように大切にしていましたが、私たちにとってもヤマトはかけがえのない仲間となりました。
秋の稲刈りでは人々が収穫を喜び合いながら、稲を一束ずつはざ掛けにしていきます。はざ掛けとはじっくりと時間をかけながら稲を自然乾燥させる伝統的な方法のこと。一日の終わりには、たくさんの稲束と穏やかな笑顔が夕焼けに照らされ輝いています。
農薬も堆肥も一切使わずに山からの養分豊富な水で育った米は、ここから数週間かけて山の味わいを内に凝縮させていきます。
ヤマトは若い時分に北海道のばんえい競馬で活躍していましたが、引退後に信州の里山にうつり住みました。かつて里山では馬を家族のように大切にしていましたが、私たちにとってもヤマトはかけがえのない仲間となりました。
秋の稲刈りでは人々が収穫を喜び合いながら、稲を一束ずつはざ掛けにしていきます。はざ掛けとはじっくりと時間をかけながら稲を自然乾燥させる伝統的な方法のこと。一日の終わりには、たくさんの稲束と穏やかな笑顔が夕焼けに照らされ輝いています。
農薬も堆肥も一切使わずに山からの養分豊富な水で育った米は、ここから数週間かけて山の味わいを内に凝縮させていきます。

03人と酒brewing sake

豊かな山々に囲まれる松本は湧水の街。山に降り注いだ雨粒が地中深くまで潜るうちに磨かれ、街のいたる所から美味しい水がこんこんと湧き出ています。そんな市街地に残る唯一の蔵元「善哉酒造」が酒づくりの舞台。
敷地内地下30mから湧き出る湧水「女鳥羽の泉」を仕込みに使用し、私たちも杜氏とともに酒を醸しました。山からの柔らかな水と、同じ流域で育てた米が、小さな蔵のなかでまたゆっくりとひとつになっていく。
源流の一滴が、数えきれないほどのいのちに助けられ、一滴の酒になりました。
山を想い、自分の中の自然に気づく。そんなひとときを、山瑞とともにお過ごしください。
敷地内地下30mから湧き出る湧水「女鳥羽の泉」を仕込みに使用し、私たちも杜氏とともに酒を醸しました。山からの柔らかな水と、同じ流域で育てた米が、小さな蔵のなかでまたゆっくりとひとつになっていく。
源流の一滴が、数えきれないほどのいのちに助けられ、一滴の酒になりました。
山を想い、自分の中の自然に気づく。そんなひとときを、山瑞とともにお過ごしください。

いつの日か
山瑞をかこんで
あなたと里山で笑いあう
そんな日がくることが
私たちの小さな願いです
山瑞をかこんで
あなたと里山で笑いあう
そんな日がくることが
私たちの小さな願いです

Line up
テロワールに根ざした
ここにしかない味わい
ここにしかない味わい
― テロワールとは ―
ワイン用語で、ブドウの生育地の地理、地勢、気候などの特徴のこと。
山瑞においても、その年の気象条件、土壌、地形などの自然要素と、造り手の
人的要素を大切に、テロワールにこだわった日本酒づくりを行っています。
ワイン用語で、ブドウの生育地の地理、地勢、気候などの特徴のこと。
山瑞においても、その年の気象条件、土壌、地形などの自然要素と、造り手の
人的要素を大切に、テロワールにこだわった日本酒づくりを行っています。


純米酒 山瑞 SANZUI -緑-
- 原材料名
- 米(国産) 米麹(国産米)
- 原料米
- 長野県松本市産しらかば錦
- 精米歩合
- 65%
- アルコール分
- 18度
- 日本酒度
- -6
- 酸度
- 2.2
- 保存温度
- 10℃以下
Junmai SAKE SANZUI Deep Green Label
- Alcohol percentage
- over 18% under 19%
- Rice-polishing rate
- 65%
- Sweetness indicator
- -6
- Acidity
- 2.2
- Storage temperature
- under 10°C
- Flavor
- memorable
deep-flavored
fruity


純米酒 山瑞 SANZUI -白-
- 原材料名
- 米(国産) 米麹(国産米)
- 原料米
- 長野県松本市産山恵錦
- 精米歩合
- 65%
- アルコール分
- 15度
- 日本酒度
- -3
- 酸度
- 1.9
- 保存温度
- 10℃以下
Junmai SAKE SANZUI Ivory Label
- Alcohol percentage
- over 15% under 16%
- Rice-polishing rate
- 65%
- Sweetness indicator
- -3
- Acidity
- 1.9
- Storage temperature
- under 10°C
- Flavor
- fruity
smooth
refined


純米大吟醸 山瑞 SANZUI
- 原材料名
- 米(国産) 米麹(国産米)
- 原料米
- 長野県松本市産山恵錦
- 精米歩合
- 50%
- アルコール分
- 15度
- 日本酒度
- -10
- 酸度
- 2.0
- 保存温度
- 10℃以下
Junmai Daiginjo SANZUI
- Alcohol percentage
- over 15% under 16%
- Rice-polishing rate
- 50%
- Sweetness indicator
- -10
- Acidity
- 2.0
- Storage temperature
- under 10°C
- Flavor
- mellow
fruity
perfumed nectar
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(一部の写真を除く) - Shota Kumagai
- English Flyer
- Feat.24365 Inc.

