ウッドデッキをつくろう(上級者向け)

2017.01.09  08:25  最近の現場

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やなりんでは新年の営業がはじまっています。

私は今は椎茸原木生産班。

このブログを読んでいる林業の現場作業員の皆さん。『番台』ってよく組まれます?

⬇こういうやつ

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林業関係者でない方には、『傾斜に建つ家についてるウッドデッキに似たものです。』と言えば想像がつくでしょうか。

というかウッドデッキ(超自然派)そのものですよねコレ。
まぁ私は家にこんなのがほしいとはちょっとも思いませんけども!

でもでもこいつはなかなかに優れものでして。

⬇今回はこのように、全幹で出してきた材を入れ込んだ後、作業する台として利用します。

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これがなかなか快適♪

もしこの超自然派ウッドデッキがなかった場合、雨や雪が降ろうもんならあしもとはぐちゃぐちゃ材はドロドロ泥のチョコバナナ。

しかも椎茸原木生産は、『きのこの菌は樹皮に着床する』というその特性故、手積みの行程を避けて通れないんです。(重機で摘まむと皮がむけるので使えない)
それをチョコバナナでやってみぃ!
もぉ皆玄関でパンツいっちょにならんと、ヨメに家入れてもらえんでェ!!

 
他にも番台にはメリットがたくさん。
トビで長材をまくるにもよし。
造材するに枕木をひく必要もなし。

また、プレイゾーンが広くなるのは当然としても、今回の様に人力の作業量と強度の値が大きい場合は、足元が安定している事は効率安全共に絶大な効果があると感じます。
 

写真でわかるとおり広さとしてはそこまで大きなものではないですが、傾斜地に造る為レベル出しにもそこそこ木を使っています。

これを造るのに伐採して造材して組むまで、二人で約1日。
どれぐらいの期間と量を出す現場なら、かけるに値する手間か。
皆さんならどうされるでしょうか?

やなりんにはですね、こういう急がば回れ的な事が好きなオジサンがいるんですわ。
単発の仕事も多いうちの会社。色んな現場でこちょこちょやってんです。その人。

短い林業人生ですが、職人の世界であるせいなのかこの業界、わりとストイックなスポーツマンタイプが多い気がします。

チームプレーのじゃないですよー。
バリバリの個人プレーな種目のやつ。

そんな中にあって、全体の段取りとか人員配置、更に作業環境まで気を配る(のが好き)っていうのは変わり者かも。

けれども人と物の流れをつくれる人が、結局は活かし産み出す事ができる人間という事なんだと私は思います。
いいわるいの話でなく。

なんてな。

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ああ いい眺め

もういっちょ。

新年一発目の伐採。

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孫生え。
一緒にちょん切らずに残せた。ほぼ無意識だったのだけど。
「よく上手に残せたね」と誉めてもらって「ああ そうか。そういえば残したいと思ったっけな」と。
「残せてよかったな」と。

おおきくなれよ。

 
 
小山


千鹿頭神社御柱・ご神木伐採

2016.04.05  09:29  最近の現場

みなさん、こんにちは、やなりんブロガーのフジサワです。

桜の咲き始め、いよいよ春到来という季節になってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。今年は御柱イヤーですので、県内各地で行事が執り行われていますね。やなりんでも、松本市内の千鹿頭神社にて、先日3月20日に御柱伐採・山引のお手伝いをしてきましたので、今回はそのご報告をば。

ちかとう

記事にも紹介のあるとおり、氏子の皆さんと一緒に1日かけてご神木伐採・引出しを行いました。当日撮った写真がありますので、ダイジェスト版でお届けします。

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宮司の方のご祈祷や、木遣りの舞と掛け声が響く静かな森林。ミーハーな私としては、映画wood job(←林業を題材にした映画)を連想しましたが、実際にその場にいると、霊的な何かを感じる貴重な体験でした。

今回は、ブルドーザーの力を借りつつ、引き出したわけですが、かつて(昔)は、里まで人力であったり、牛や馬の力を借りて引き出していたんですよね・・・。そう考えると、昔の人はすごいなあ、と思ってしまいます。(もちろんブルの操作も簡単ではなく、他の木は傷め無い様、細心の注意を払って引き出しましたが。)

地元の皆さんには、若い人が頑張っていて頼もしい、ありがとう、と激励と感謝の言葉もいただき、とても誇らしく思いました。

県内の人にとっては言わずもがな?かもしれませんが、御柱は、伐採して山から出して終わりではありません。これから里曳きと、神社に立てる行事(呼び方がわかりませんが…)があります。また、お手伝いで行くことがあれば、その報告もしたいと思います。長いスパンで繰り返される行事って、年に1回ある行事・祭礼に比べてもインパクトというか、その期間に凝縮・解放される力がまた違って、面白いですよね。とても良い経験になりました。

以上、報告終わります。良くしてくださった氏子・関係者の皆さんありがとうございました。これから続く行事についても、陰ながら無事をお祈り申し上げます。

ふじさわ@やなりん事務所

 


ケヤキの伐根に守り神

2015.04.08  01:46  特殊伐採事例

2月に特殊伐採をご依頼いただいた松本市島内の
大きなケヤキの木の伐採跡に、こんなかわいい守り神が!

かえるさま

かえるさま

思い出深い木であったのですね。

立派な伐根の新しいお役目。

嬉しいご報告でした。

(なかの)

 


現場の風景 no.1

2015.03.29  08:38  最近の現場

断幹 高力さん

 

 

新車のスチール461絶好調

根伐り 至朗さん

 

仕上げはおと〜さ〜ん! 

至朗さん初の根伐りうまくきまりました。

みんなに見送られ市場へ

いい仕事ができ、感謝

(やのくち)


しいたけ原木を生産してます

2015.03.17  04:53  最近の現場

最近の現場

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1月~3月の3か月間
柳沢林業ではしいたけ原木の生産をメインに行っています。

しいたけ原木とは?

普段皆さんがスーパーで買っているしいたけ、実は菌床栽培のしいたけと
原木栽培のしいたけがあるのってご存知でしょうか?

 

菌床栽培(きんしょうさいばい)・・・
菌床(オガクズなどの木質基材に米糠などの栄養源を混ぜた人工の培地)
でキノコを栽培する方法である。(Wikipedia参照)

原木栽培(げんぼくさいばい)・・・
天然の木を用い木材腐朽菌のきのこを栽培する方法で、
伐採し枯れた丸太に直接種菌を植え付ける方法である。(Wikipedia参照)

菌床栽培は人工的にハウスで行えるので、
コントロールがしやすく大量生産が可能です。
一方原木栽培は原木を置く環境を整えたり、
野外に置いた場合は外敵に狙われたりと収穫するのは容易ではありません。
しかし、木から生える原木しいたけはやはり美味しい!
厚みもあって噛みごたえあり、
何と言っても味がある!!
そんな美味しいしいたけを育ててくれるしいたけ農家さんに
原木を伐って届ける仕事も林業の仕事の一つです。

 

しいたけの原木をつくる上で大切なのは”樹皮”
しいたけ菌は樹皮を通して広がっていきます。
その樹皮を取らないよう伐採した木を玉切りし、
運ぶのは人の手で行われています。
これがまた重い。林業の現場では機械化がされていますが、
原木生産は丁寧に人の手で行われています。

90cmの長さに玉切り

90cmの長さに玉切り

原木生産のピークは3月いっぱい。
どんどんしいたけ農家へと運ばれていきます。
原木たちよ、美味しいしいたけを育ててね。

切り口が陽に当たってキラキラ。きれいですね~。

切り口が陽に当たってキラキラ。きれいですね~。

(はたこし)


信州落葉松プロジェクト伐採ツアー

2015.01.21  03:28  最近の現場

信州落葉松(カラマツ)プロジェクト 伐採ツアーを開催しました。
(報告がすっかり遅くなってしまい、すみません。)
開催日は昨年11月16日(土)黄葉の時期ぎりぎりっという11月半ば、
場所は松本市入山辺の私有林で行いました。

まず、信州落葉松プロジェクトとは?

長野県の財産落葉松をもっと使ってほしい。もっと知ってほしい。
そしてこの信州の風景を世代を超えて残したい。
そんな想いを持った、木材加工場、木工職人、工務店、林業会社が
メンバーとなり、皆さまに「信州落葉松」をお届けする取り組み
をしているのがこのプロジェクトです。

柳沢林業HP 「山から広がる環」ページ参照

http://yanagisawa-ringyo.jp/circle

今までもT&Tパネルという家の外壁材(カラマツ)の販売、
宣伝や市民祭への参加で信州落葉松のPRをしてきました。
今回はお客さまを森へ!ということで、実際にT&Tパネル
をお使いのお客さま(家の外壁材にT&Tパネルを採用して
くださった方)に外壁材ができるまでの流れをお見せするツアー
を開催しました。

ツアーは

カラマツの森で木の伐採

お昼は森で林業飯

アトリエm4(入山辺の家具屋)さんでカラマツ家具の見学

林友ハウス工業さんでT&Tパネル製造の見学

という流れでした。

柳沢林業では
カラマツの森で木の伐採~森で林業飯 の部分を担当
11月頃仕事をしていた、
松本市入山辺の私有林にお客さまを迎えました!

ここがカラマツ林

ここがカラマツ林

山始め(現場を始める時)の日に行うお神酒あげ、
今日は特別な日なのでお神酒をあげてから伐採しました。

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伐採は入社1年目の藤田です。

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伐倒後に切株を見ながらカラマツの説明中。
丸太のどの部分が板になるのかなどを説明しました。

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お昼ご飯は社員みんなで手作り
イスもテーブルも、
羽釜のふたまで手作りです。(チェンソーで削っただけ)
メニューは
ご飯、イノシシ汁、漬物、イノシシサクラチップ燻製、焼き芋

どれも地元の恵み
社員が自ら獲ってきたイノシシ、育てた野菜、削ったサクラなど
でできたスペシャル林業飯!
作るのと食べるのに必死で・・・写真を撮り忘れました。

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最後に全員で記念撮影
皆さん、カラマツの森を堪能していただけたでしょうか?

家や木の製品は身近かもしれませんが、
その木がどこでどう育って、誰が運んでくるのか。
そこを見る機会はあまりないと思います。

木の生えている森は
気持ちがいい、美味しい、楽しい空間でもあります。
そして、自然の厳しさ、危険とも隣りあわせです。

木を皆さまに届ける会社として、
森を感じる機会の提供は今後も行ってきたいと思います。

カラマツの森は黄葉もいいが、新緑もいい!
ぜひカラマツの森に遊びにきてください。

(はたこし)