飛騨・林業機械展

2015.10.19
測量機械をデモさせてもらって満足そうな筆者。

測量機械をデモさせてもらって満足そうな筆者。

みなさん、こんにちは。山はすっかり赤や黄色に鮮やかに色づき、秋めいてまいりました。松本に来て、10月の朝晩の寒さに驚くばかりの藤澤です。
さて、先日、10月11日(日)、12(月)の「2015 森林・林業・環境機械展示実演会」(通称・林業機械展)に参加してきましたので、ご報告したいと思います。
「林業機械展」は、毎年秋ごろに国内のいずれかの都市で行われる、全国育樹祭(「継続して森を守り育てることの大切さを普及啓発する」運動)の記念行事として行われます。今年の開催地は、長野県から見て、お隣の岐阜県高山市で行われ、関係者など2万1千人が来場したそうで、当日参加した私も大変な盛況ぶりに驚きました。林業は、歴史の古い産業ですので、なんとなく道具も古い(斧やのこぎり?など)を最初イメージされるかもしれませんが、森林を整備していく中でいまや機械がとても重要な働きをしています。(もちろん手で扱う道具も引き続き大事なのですが。)

会場には、チェーンソーなどの手で取回す機械のほかに、フォワーダ、スイングヤーダ、プロセッサーなどの高性能林業機械(よく重機と呼ばれるもの)から、測量の機械まで、さまざまな林業機械が所狭しと並べられ、実演され、と目移りする賑やかさでした。林業に関係するメーカーや、機械、ってのはけっこう多いんだなぁ!!と、改めて感じた次第です。(失礼な話ですが、なんとなくもっとコンパクトかと思っていました(汗))。なので、日帰りで行った先輩と私は、一日で全部を見て回るのに一苦労しながら、休みもとらずに会場中を足を棒にしてぐるぐる回ったのでした。

林業機械を誇らしげに楽しげに説明してくれるメーカーの人達、それに集まる人たち。機械を扱うのもまた人間。これからチェーンソーを手にして、機械にも乗ってとなっていくであろう自分をボンヤリと想像しながら、飛騨の風に吹かれた1日でした。(飛騨位山のスキー場が特設会場となっていたので、とにかく風が寒かった!。)

クレーンを装備したトラック

クレーンを装備したトラック


ワイヤー運搬系車両

ワイヤー運搬系車両


スキー場の土をならす重機

スキー場の土をならす重機


材木をつかむ装置

材木をつかむ装置

恐竜のよう。

恐竜のよう。

その他の記事